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現役時代の海外滞在記、海外旅行記、写真仲間の記録です。


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山口義夫さんの実験レポート

山口義夫さんが平成24年5月17日朝七時四十分に逝去されました。謹んでご冥福をお祈りします。彼は、後藤新平の関東大震災の復興局で働き叙勲された、元・東大教授・佐野博士を大叔父としてDNAを引き継いで居た。彼は学卒では無かったが、努力家で何でも極めずには居られない人でした。佐野博士が日本の建設学会で確立した強度計算の手法を習得して、仕事上の強度を計算しました。
生前の彼は発想力が豊かで、業務でも局舎の廉価版を設計・開発し、移動通信会社(携帯電話)に多額の売上げで会社より貢献度に対して報奨金を受領した事も有ります。電話局用の大型電源設備の設置、調整試験、自宅ではピザ釜の設置、蕎麦打ち、定年後は住民5000人の町に、NTTと交渉し光ケーブルを敷設させたり、趣味の山歩きを主唱して、会員25名、吹き矢のグループを作り吹き矢を楽しむパーティの設立。写真、パソコンもこなします。圧巻は木工の加工です。彼が作る額縁は見事な出来栄えで、プロも裸足で逃げ出す腕前でした。他に、彼の燻製は、特別な燻製釜を考案し、貝柱も美味しく仕上げてくれました。それらは、もう思い出の彼方です。 有り難う御座いました。生前の御教示に感謝します。彼には、多くのファンが居て悲しむ事でしょう。 私もその一人です。   合掌
生前、メールで山口さんから、下記の熱線利用の切断機レポートをURL に上げる事を依頼されましたが、Facebook と、このURLに上げることにします。
**************************** 山口さんのレポート ***************************
先日友人からの依頼で、設計した立体電熱切断機の温度試験を行いましたので、ご覧下さい! 僕は、学校でも”実験”をするのが好きでした! でも、やはり腕が落ちたのが良く判りました。
簡単な実験(試験)回路なのに、電流計の接続を間違えたりしてしまいました!  笑えますね!

温度試験を実施しました。 dataは添付資料の通りです。結論は、設計通りの性能?が出て居ます。 3.5Aの定格内では問題ないと思います。 6A迄電流を超過させた所、ニクロム線が溶断しました。(下の木部が燃えだして、その炎に炙られて溶断したのかも知れません?)6A近くまで電流を流すと、ニクロム線は白熱するので、計測上の温度(380度)よりニクロム線の温度は数百度高い6~800℃だったかも知れま せん。
スライダックの文字盤に電流値(1A,2A,3A,3.5A,5A)をマジックで記して有るので、この値を参考にして、実際のニクロム線の発熱状 態(色)を 見て電流の加減をすれば宜しい! ただ、電流検出用の抵抗値も併せて取り付けて有るので、そこにテスタ-を繋げば、電流値として読み替える事が可 能です!
* 別途説明しますが、この抵抗の両端に1Aの時は100mV、2Aの時は200mV(交流)の電圧が計測出来ます。 故にこの電圧を読んで電流値と読み替え る事が可能と言う事です)

実機での試験では有りませんが、傾向は一緒です。ニクロム線の機械的強度と熱(溶解)対策を考えると実用的な電流値は「1.5A~2A]ぐらいが良いのではと思います。また、この電流値で”木材”が切断可能か否かに付いては、確認していませんので、貴兄が実際の作業でお確かめ下さい!
確かな事は、この装置は、¥9万円で市販されている機械に比して性能的には何ら劣る事が無いと言う事は”保証”します! 発砲スチロ-ル専用で、上記価格ですからね! バルサ材(軽く柔らかい木)なら行けるでしょう?
山口義夫さんの実験レポート_b0213639_1459289.jpg

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山口義夫さんの実験レポート_b0213639_14174459.jpg

by gantou | 2012-09-19 14:18